Google KeepとGeminiで作るAI時代のメモ環境|OCR検索とAppleメモ移行を検証

iPhoneメモからGoogle Keep移行を考えて見えてきた「AI時代のメモ運用」

最近、メモ環境をかなり真剣に見直していました。
きっかけは、iPhoneのメモ帳(Appleメモ)が便利すぎることです。
特に便利だったのが検索機能。複数キーワードを組み合わせたAND検索ができるので、過去メモをかなり掘り返しやすい。しかも画像内の文字までOCR検索してくれる。
ただ、その一方で気になっていたのが「Apple依存」です。もし今後Android端末へ移行したら?Windows中心になったら?Appleメモに人生ログを全部入れてしまうのは、長期的には少し不安がありました。そこで候補に上がったのがGoogle Keepです。

Google Keepは「付箋」としてかなり優秀だった

実際に使ってみると、Google Keepはかなり軽快でした。
起動が速く、思いつきを即保存できる。画像保存が楽で、OCR検索が強い。特に驚いたのが画像内文字検索で、スクリーンショットを貼っただけでも後から文字検索でヒットします。これはかなり便利でした。
しかもGoogle Keepは、Android、iPhone、Webブラウザ、どこでも使いやすい。将来的な移行耐性も高い。ここはAppleメモにはない魅力でした。

ただし問題があった

Google Keep単体の検索はシンプルです。しかしAppleメモのようなAND検索はできません。例えば、「ロボット AND 真鍮」のような複数条件検索は不可。さらにラベル機能も制限があります。
ラベルは1つずつしか選択できず、複数ラベルの絞り込みができない。ラベルで絞り込んだ状態で追加検索もできない。つまり、「ロボット」ラベルの中からさらに「はんだ」を検索する、といった使い方がかなり弱い。ここはAppleメモとの差をかなり感じました。

Geminiとの組み合わせを試した

そこで考えたのが、Geminiとの組み合わせです。「Google Keepに保存」して「Geminiで自然言語検索」。これができればかなり強いのでは?と思いました。実際、「ロボットの肩関節の話」「はんだ付けのメモ」みたいな曖昧検索はかなり可能性を感じました。

しかし、ここで問題発覚

Keepに画像を保存しても、「画像OCRデータ」まではGeminiが検索してくれませんでした。つまり、Google Keep本体では検索できるのに、Geminiからは見つからない。これはかなり重要な問題でした。今回実際に試した限りでは、Google Keep本体はOCR検索できるが、GeminiはKeep内部OCRは検索できない、という状態でした。

解決策:「画像からテキストを抽出」

ここで試したのが、Google Keepの機能。画像を選択して「画像からテキストを抽出」を実行。すると、OCRされた文字がメモ本文へ追加されました。これを試したところ、Gemini検索でもヒットするようになりました。つまり、「Keep内部OCR」ではなく「本文テキスト化」することで、Geminiが普通の文章として認識できるようになったわけです。

さらに分かった「アーカイブ問題」

もう一つ大きかったのが、Google Keepのアーカイブ機能です。Google Keep本体の検索では、アーカイブ済みメモも普通に検索対象になります。なので最初は、普段使うメモと保管用メモをアーカイブで分ければ良いと思っていました。
しかし実際に試すと、Gemini側はアーカイブ済みメモを検索してくれませんでした。つまり、Keep本体はアーカイブ含め検索可能だが、Geminiはアーカイブ除外、という状態。これはかなり重要でした。

現在の運用

結局、僕の場合は一旦すべてのアーカイブを解除しました。その方がGeminiから全Keepメモを検索できるからです。つまり現在は、「検索対象として使いたいメモはアーカイブしない」という運用になっています。
逆に言えば、Keep本体検索メインならアーカイブ活用可能、Gemini検索メインならアーカイブ非推奨、という使い分けが必要そうです。

現在の保存ルール

今のところ、かなりしっくり来ているルールはこれです。

Google Keep保存ルール

  • 画像だけ → そのまま保存
  • 画像内に文字あり → 「画像からテキストを抽出」を実行して保存
  • Gemini検索対象にしたいメモ → アーカイブしない
これだけ。OCR結果は本文下に追加されますが、普段読む邪魔にはなりません。むしろ、「検索インデックス」としてかなり優秀です。

AppleメモとGoogle Keepは思想が違う

今回試して感じたのは、Appleメモは「整理された高機能ノート」、Google Keepは「AI検索前提の素材倉庫」に近いということです。
Appleメモは統合感が強い。一方Googleは、KeepとGeminiを組み合わせる思想。最初は少し分散して見えますが、AI時代にはこちらの方が伸びる可能性も感じました。
なお、画像そのものの内容検索については、Google KeepもAppleメモも万能ではありません。画像検索は、Googleフォトのような別サービス側の役割だと割り切った方が自然だと思います。

結局、「整理」より「検索」が重要になっている

昔は、フォルダ分け、階層整理、完璧分類が重要だったと思います。でも最近は、「雑に保存して、AIで掘り返す」方向へ変わってきている気がします。
特に、スクリーンショット、制作ログ、アイデア断片、思考メモが大量に増える人ほど、この方向は相性が良い。今のところ、僕はGoogle Keep+Gemini検索+OCR本文化の組み合わせがかなり現実的だと感じています。

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