還暦前の年金戦略:年金事務所に聞くべきことをGeminiにピックアップしてもらうメリット
夫婦揃って今年で60歳。
還暦の前に、「年金戦略」の練らなければなりません。
年金事務所へ行って、専門家に直接相談したい。でも、その時に「何を、どう聞けばいいのかわからない」という不安があります。
そこで僕は、AI(Gemini)に相談相手になってもらいました。
還暦前の切迫した緊張感のなか、なぜGeminiに質問内容をピックアップしてもらうメリットが大きいのか、その理由をお話しします。
1. 「何を聞けばいいかわからない」を「聞くべきこと」に変える
年金相談が難しいのは、自分の働き方、妻の就労状況、子供の年齢、そして家族の健康状態など、あまりにも多くの変数が絡み合うからです。
Geminiに相談する最大のメリットは、こうしたバラバラの「家庭の事情」をすべて受け止めた上で、年金の受給に直結する重要なポイントだけを鋭く抜き出してくれることにあります。
• 複雑な家庭環境(子供の収入や家族の障害など)を整理できる
• 自分の年収や定年退職の時期に合わせたシミュレーションの土台ができる
• 漠然とした不安を、具体的な「質問項目」に変換してくれる
まさに、窓口に行く前の「整理コンサルタント」のような存在です。
2. もしAIの答えが間違っていても、それが「正解」への近道になる
ここで大切なのは、Geminiが導き出した答えが、必ずしも100%正しい必要はないということです。
年金の計算は非常に緻密で、最終的には年金事務所のシステムが弾き出す数字が正解です。しかし、Geminiがピックアップしてくれた「論点」があれば、窓口でのやり取りが劇的にスムーズになります。
もしGeminiの出した予測が間違っていたとしても、それを窓口で提示することで「あ、そのケースなら実際はこちらの計算になりますよ」と、相談員さんから正確な正解を効率よく引き出すための「叩き台」になってくれるのです。
自分一人でゼロから聞くよりも、AIと一緒に作った「質問・疑問」を持っていくほうが、はるかに早く正解にたどり着けます。
3. Geminiが提案する質問リストの具体例(サンプル)
実際に僕がGeminiと対話して、ピックアップしてもらった内容(ブログ用のサンプルになります)を紹介します。このように多角的な視点でリストアップしてくれます。
Geminiからの回答(サンプル)※実際はもっと多岐に渡ります
「還暦を前に、以下の項目を中心に年金事務所で確認することをお勧めします。これらを窓口でぶつけて、正確な数字を確認してきてください。
1. 特別支給の老齢厚生年金の受給開始月:生年月日によって異なる受給開始のタイミングと、手続きが必要な具体的な月日。
2. 加給年金と配偶者の厚生年金加入期間の確認:妻が過去に20年以上厚生年金に加入していた(または今後加入する)場合、家族手当である『加給年金』がもらえなくなるリスクの有無。
3. 振替加算の生涯受給要件:将来的に妻自身の年金に加算される『振替加算』が、夫婦の加入状況によって確実に発生するかどうかの判定。
4. 遺族年金のシミュレーション:夫婦どちらかに万が一のことがあった場合、残された側が受け取れる年金額(遺族年金と老齢年金の併給調整)はどうなるか。
5. 国民年金の任意加入の損得:未納期間がある場合、60歳以降に任意加入して満額にするのと、厚生年金にそのまま加入し続けるのとで、将来の受取額にどう差が出るか。
6. 雇用保険との調整による停止額:再雇用時の『高年齢雇用継続給付』を受ける場合、年金がどれくらい停止されるかの具体的な計算。
7. 介護保険料・健康保険料の天引き額:年金の額面から、お住まいの地域の料率を反映して、概算でどれくらいの手取り(振込額)になるのか。
8. 世帯全体の受給最大化:ご家族の健康状態や障害の有無を鑑み、世帯全体で受給できる金額が最大化する、最も有利な組み合わせ。
4. デジタルで整理し、アナログでメモる
Geminiにピックアップしてもらったリストは、スマホの中に置いておくだけではもったいない。僕はこれをコンビニでプリントアウトして持っていくことにしました。
紙に印刷して持参するメリットは計り知れません。
• 窓口で「これについて聞きたい」と提示するだけで、相談員の方に一瞬で状況が伝わる
• 緊張して聞き忘れる心配がなくなる
• たとえAIの質問が違っていても、その場で相談員さんに正解をもらえる
デジタル(AI)で賢く準備し、アナログ(紙とペン)で現場の「正解」を確実に持ち帰る。これが、還暦前の楽な年金戦略です。
まとめ:Geminiは「問い」を考えてくれる相棒
年金事務所は「答え」をくれる場所ですが、そのためには「問い」をこちらから投げかけなければなりません。
Geminiは、僕らのとりとめもない話を整理し、年金事務所への「問い」をピックアップしてくれます。たとえAIの回答が完璧でなくても、それを手掛かりに窓口で正解を確認すればいい。そう思えるだけで、相談へのハードルはぐっと下がります。
まだ相談に行くには、日にちがありますので、日々を思いついた疑問を Geminiに投げて、問いを積み上げていこうと思います。
YouTubeのセカンドチャンネルでも少し喋りました。
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