DIGNO SX3 KYG02を入手した経緯
長年愛用してきたスマートフォン AQUOS R は、相棒として活躍してくれたが、いかんせんAndroid 9までしかバージョンアップできない点がネックになっていた。性能面での不満はなかったものの、一部使いたいアプリが対応していなかったりして、Androidのバージョンだけが問題だったのだ。 同程度の性能で、できれば日本製(国産)のスマートフォンを入手したいと考えたが、実際に一般の消費者向け商品として探してみると、ソニーの Xperia シリーズくらいしか見当たらない。しかも中古で探すと、それなりの価格になってしまうため、手が出せなかった。どうしても買い換えなければならないほど困っているわけではなかったので、追加費用の発生は極力抑えたかったのである。 そんな折、たまたまメルカリで見かけたのが、この DIGNO SX3 KYG02 だ。 スペックを確認してみると、だいたいAQUOS Rと同じくらいの性能で、Android 15までアップデート可能という点なら十分だと判断した。価格的にも許容できる中古価格だったのも決め手である。 それにしても、このスマートフォンは改めて調べてみると、中古市場にはほとんど出回っていない。どうやら法人向けのモデルで、製造から2年ほど経った商品が多いようだ。 現在使っている iPhone 16 はauで契約しており、SIMはauの 5G SA (StandAlone) を利用しているのだが、このSIMがなかなか厄介で、auの中古スマホでも対応していないものが多く、逆に言えば対応している機種を探すのが非常に困難だった。その点、DIGNO SX3 KYG02は公式に5G SAに対応していたため、安心して使えるというメリットがあった。 実際に手にしてみると、筐体全体がプラスチック感満載で高級感は微塵もないが、ミルスペック準拠で頑丈なので、安心して持ち歩ける。夏場、汗をかくような環境でも、ポケットにそのまま放り込んでおけるのは心強い。 中古品ではあるが、バッテリーの持ちもまずまずで、1日は普通に使える。 RAM容量が4GBというのは少ないが、これはAQUOS Rと同じなので、それほど違わないだろうと考えていた。しかし、アプリの切り替え時に、前のアプリを改めて開こうとするとアプリが終了(落ちて)しまうことがある。この点がAQUOS Rと...