知らないと損する!大手キャリア3社の「5G」と「5G SA」SIMの違いと注意点


スマホの買い替えやSIMの変更を検討する際、「5G」と「5G SA」という言葉を目にすることがあります。これはauだけでなく、ソフトバンクやドコモでも同様です。この2つはただ名称が違うだけでなく、通信の仕組みや対応機種、そして後から変更しようとすると手数料がかかるなど、知っておかないと損をしてしまうポイントがたくさんあります。

1. 「5G」と「5G SA」は全くの別物!技術的な違いを解説

「5G」と「5G SA」は、どちらも5Gの通信規格ですが、その中身は大きく異なります。これは、大手キャリア3社に共通する考え方です。

  • 5G (NSA: Non-Stand Alone)

    • 4Gの設備を流用したハイブリッドな5Gです。

    • 通信速度は速くなりますが、4Gの設備に依存するため、本来の5Gの性能をフルに発揮できません。

  • 5G SA (Stand Alone)

    • すべて5G専用の設備で構成された、真の5Gです。

    • 超低遅延多数同時接続といった、5Gの本来のメリットを最大限に引き出せます。自動運転や遠隔医療など、高度な通信が求められるサービスに不可欠な技術です。


2. 互換性は要注意!「5G SA」は専用端末じゃないと使えない

SIMカードを交換する際に最も注意すべきなのが、この互換性の問題です。5G SA SIMは、5G SA対応端末でなければ通信できません。これは大手3社に共通するルールです。

SIMの種類端末の種類使えるか補足
5G SIM5G SA非対応端末使える5G(NSA)通信として利用
5G SIM5G SA対応端末使える5G(NSA)通信として利用(5G SAは使えない)
5G SA SIM5G SA非対応端末使えないそもそも通信ができない
5G SA SIM5G SA対応端末使える5G SA通信として利用

特に注意すべきは、5G SA SIMを非対応端末に挿しても通信ができないという点です。これは、5G SAが専用のネットワークで構成されているためです。


3. 知らないと損する!SIM交換には手数料がかかる場合も

au、ソフトバンク、ドコモのいずれでも、SIMカードの交換には手数料が発生する場合があります。

  • au、ソフトバンク

    • 5G SAの利用を始めるために、5G SIMから5G SA SIMへ交換する場合、一般的に事務手数料がかかります。ソフトバンクでは、オンラインショップで手続きをすると手数料が無料になる場合がありますが、店頭では手数料が発生することがほとんどです。

  • ドコモ

    • ドコモでも、ドコモショップでのSIM再発行や機種変更には事務手数料が発生します。しかし、ドコモオンラインショップでの手続きは、手数料が無料になる場合が多いです。

これらの費用は、契約プランや手続き方法によって変動することがあるため、事前に公式サイトや窓口で確認しておくことが重要です。


まとめ:後悔しないために、契約前に確認すべきこと

現状、多くのユーザーにとっては5G SIMでも十分な速度を体感できます。しかし、今後5Gの進化を最大限に活用したいと考えているなら、5G SA対応端末の購入と5G SA SIMの契約を検討すべきです。

契約を申し込む前に、以下の点を必ず確認しましょう。

  • お手持ちの端末が「5G SA」に対応しているか

  • 利用したいエリアが「5G SA」のサービス提供範囲内か

  • SIMカードの交換に手数料がかかるか(オンラインショップの活用も検討)

これらのポイントを押さえて、自分に最適なSIMを選びましょう。

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